アニアニランド
びんちょうタンの方は超まったりゆったり系。
なんというか、印象としては ARIA をさらにそっち方面にうにょーんと伸ばした感じ。
コミックブレイドはずいぶんとまったり癒し系雑誌になったものですね。
これを30分見続けようとすると逆に拷問かもしれないけれど、15分なら良いんじゃないかと思う。
REC. の方は一転して急展開アニメだったり。
15分で、失恋→新たな出会い→映画鑑賞→飲み→燃える→ゴールインッ! みたいな。
ここまですぱぱっといくと、ちょっとだけあの主人公、傷心モードに付け込んでごちになります! って感じがしなくもないかも。
原作が花Q氏ということで、いっそのことDVDの映像特典は「話はそのまま、ただしキャラが全員全裸で出演」とかどうだろうか。
だめか。
ついつい何度も見返してしまうもの
といったらやっぱり蟲師の第2話『瞼の光』だと思うの。
スイが光/闇両バーションにおいて、どちらも超絶技巧にかわいいと思うの。
しかもそれが同一人物だと言うのだから非の打ち所がないと思うの。
あまりに素晴らしいから、見れば見るほど真ん中のCMが憎たらしく思えるの。
生まれ変わったらマナコノヤミムシになりたいの。
それでスイの目の中に住むの。
一筋の光も差し込まない蔵の中でスイと2人きり、というか1人と1匹きりになるの。
まさにスイドリーム!
犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/07/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (244件) を見る
高野音彦氏の表紙にひかれて愚者のエンドロールを買ったのが、この作者さんとの出会いだったりするのだけど。
それ以来、氷菓、いちごタルト、妖精と読んでかなり好きな作者さんになったのだけど。
特にさよなら妖精はマジで素敵作品だったし、あれと出会わなかったら僕はユーゴスラヴィアについて興味を持たないまま一生を終えていたのかもしれない。
まあそれはそれとして。
この犬はどこだは面白かったと思う。
ラスト付近でぐるりとヒネリがあったし。
ただね。
自分がこの作者さんに求めていたものは、この作品では満たされなかったとも思う。
めっさおいしい冷やし中華(ゴマだれ)を出すお店があって、ある夏「冷やし中華始めました」という貼り紙が出たので喜びいさんで注文したらおいしい冷やし中華(黒酢だれ)が出てきました、みたいな。
おいしんだけど、俺がこの店に求めていたのはこれちゃうんよなぁっていうわがまま。
ローゼンメイデン・トロイメント
つまり今回の騒動は全て金糸雀の手の平の上で繰り広げられた出来事だったという解釈でいいのかしら。
結局目的が果たされなかった薔薇水晶サイド
ミーディアムの残り少ない命をちょこちょことではあるけれど消費した水銀燈サイド
蒼星石を失った老夫婦サイド
雛苺と蒼星石を失った真紅サイド
と並べると、何も失っていないのはまさに金糸雀サイドのみかしら。
むしろドールズの着せ替え写真をゲットしている分、収支はプラス側に振れていると言ってもいいのかしら。
この説を補強するのは前回金糸雀が薔薇水晶をバラバラ呼ばわりしたことであり、これはもちろん最終的に全てのローザミスティカを取り込んだ薔薇水晶が負荷に耐えきれず崩壊するというのを見越した上での発言かしら。
つまりは自身のローザミスティカを奪われるという(復活を見越した上での)敗北ですら、所詮はこの結末のための布石かしら。
さすがドールズ一の策士なのかしら。
最終回で台詞がないのも計算なのかしら。
でも回想シーンの金糸雀はかわいかったかしら。
かしらかしらごぞんじかしら。