ローゼンメイデン・トロイメント

つまり今回の騒動は全て金糸雀の手の平の上で繰り広げられた出来事だったという解釈でいいのかしら。
結局目的が果たされなかった薔薇水晶サイド
ミーディアムの残り少ない命をちょこちょことではあるけれど消費した水銀燈サイド
蒼星石を失った老夫婦サイド
雛苺蒼星石を失った真紅サイド
と並べると、何も失っていないのはまさに金糸雀サイドのみかしら。
むしろドールズの着せ替え写真をゲットしている分、収支はプラス側に振れていると言ってもいいのかしら。
この説を補強するのは前回金糸雀薔薇水晶をバラバラ呼ばわりしたことであり、これはもちろん最終的に全てのローザミスティカを取り込んだ薔薇水晶が負荷に耐えきれず崩壊するというのを見越した上での発言かしら。
つまりは自身のローザミスティカを奪われるという(復活を見越した上での)敗北ですら、所詮はこの結末のための布石かしら。
さすがドールズ一の策士なのかしら。
最終回で台詞がないのも計算なのかしら。
でも回想シーンの金糸雀はかわいかったかしら。
かしらかしらごぞんじかしら。