ブラックマトリクス00

数週間前にサモナイやりたい熱が高まったりしたので、ちょうどヨドバシで特化売りしていたBM00に転化してみたり。
で、クリア。
エンディングでこんだけ笑ったのは久しぶりかも。
グッジョブでした。


発売こそインチャネですが、製作はフライトプランなのでゲーム的には物理攻撃主体で夜会話のないサモナイくらいの認識でそれほど大外れはないかと。
BM用のシステムとしては一応ペインリングという概念が有りますが。
あー、しかし、一応物理攻撃主体と書きましたけど後半はそうでもないというか
主人公がコンフェションという技を使えるようになると一気にゲームバランスが大変なことに。
こういうゲームでは移動力、射程、効果範囲が重要なわけで、全体攻撃はよっぽど慎重にやらないと難易度が紙になるというか。
一発で敵全員瀕死になるのはちょっとどうかと。
しかももう1人コンフェションが使えるようになると、2人のコンフェションで敵全滅。
ぽかーん。
ていうかレベル1の頃からATKかMAG極振りで主人公育てれば2人目を待つまでもなく1発で終わりそうな気配。
ウチのAGLにもそれなりに振った主人公でも瀕死に追い込めますし。
お話的には初代とかに比べると比較的殿方でも受け入れやすくなっているのではないかなーとか。
初代、しかも隠しご主人様でスタートした日にはホントアレげな世界が展開されましたからね。
ラヴいね。


好きなキャラはテリオス様、リプサリス、リリスということでひとつ。
後ろ2人は買う前から良いなーと思っていたんですけど、テリオス様は伏兵やわー。
リプサリスは想像していたキャラとは微妙に違いましたけど、それはそれで素敵。
随分しっかりさんで、ホワイトフェイスに啖呵切るシーンとか萌え。
レッド・ムフロン様を手玉に取るアクージョ様っぷりも萌え。
リリスは『放しておいて後ろからクイッとしたい』キャラであり、これは首輪(鎖付き)キャラの宿命というかなんというか。


ちょい不満なのはやっぱりイベントパートが微妙にタルいかなーとか。
まあキャラの魅力で乗り切れる部分ではあるのですが。


そしてある意味感動的だったバッドエンドネタバレ。

まず前提として、このゲームの導入部は主人公のカインが教団にさらわれてしまったヒロインのマティアを取り戻すために旅立つというものだったわけで。
それで長い戦いの果てにようやくラスボス倒してマティアを救出できたと思ったら
「あなたはカインじゃない。わたしの愛したカインは最初から存在しなかったのよ」
だの
「わたしの好きだったカインのままで死んで。わたしもすぐに行くから」
だの言われた挙句刺されるという超展開に。
そこで主人公の痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い死にたくないが発動してマティアを返り討ちに。
マティアを殺してしまったことを認識して壊れた主人公はずっといっしょに戦ってきた仲間も皆殺し。
1人残され泣いているところに自由に姿を変えられるラスボスが化けたマティア(偽)登場。
泣きつく主人公。
「あなたの愛したマティアが愛してあげるわ(ニヤリ)」
とかいわれてエンド。
エンディングタイトル<彼女は微笑む>

感動した。
2周目をやるつもりはない。
無理。