バッカーノ 2001 (成田良悟 電撃文庫)

基本的に禁酒法下のアメリカが舞台だった今までと毛色が違って21世紀が舞台ですよ。
バッカーノといえば、色んな人達がそれぞれの目的を持って好き勝手に動き回るんだけど、バラバラに見えるそれらが終盤凄い勢いで1つの流れに収束して行く点が魅力のひとつだと思うんですが
今回は不死者チームと村チーム(と、まあエルマーチーム)といった感じで随分すっきりとした構成。
ただ視点があっちこっち行ったりしない分キャラの魅力がいつも以上にひゃっほぅ。
カップルといいエルマーといい、トンでるキャラが巧いよなぁと。
チェス関係も良い具合に回収されましたし今回もばっちりひゃっほぅでした。