逢えば変する奴ら(川上稔  電撃ヴんこ)

むかーし6MEN diceという企画がありまして
電撃作家6人がhpでリレー小説*1を掲載したりしていたのですよ。
そしてこの逢えば変する奴らは、川上氏がトップバッターとして書いたはいいけど
あまりの弾けぶりに続きが書けないという理由でお蔵入りになっていたものを、川上氏自ら続きを書いて1本の作品に仕上げたものです。
なんかもう終わりのクロニクルも結構弾けてましたけど、電車の中で読むものではないですね。
前半滅茶苦茶に見えて、後半はしっかり川上氏テイストで纏め決まってるのが素敵過ぎます。
本編でひとしきり笑った後も古橋氏のコメントでさらにもう一笑い。
もうほんとに最高だ。
とりあえず脳内で女教師の体に中里先生の著者近影イラストの頭部をカット&ペーストしたら凄い事に。


ちなみに副次的な収穫として、久しぶりに紙面で狂科学という単語が見れて嬉しいやら悲しいやら。
私はいつまでも待ってますですよ、中里先生。

*1:逢えば闘う奴ら、逢えば恋する奴ら