その4 〜決勝

決勝の観戦者は事前の完全招待制なので我々は引き続き屋外の敗者復活戦用特設会場にて
パナソニックセンターのスクリーンで決勝観賞。
もう審査員という嫌な肩書きもないので気楽に気楽に。
事前の説明ではオープニングで発表されるはずだった敗者復活戦の結果が決勝頭2組終わってからになったりするあたり生放送は大変だなーと。
それぞれのコンビに対する感想としては


スピードワゴン
8組の中では1番好きなコンビ。
井戸田さんの「認めない、あたしゃ認めないよ」はスピードワゴンのお約束的展開。
これに対して拍手が起きた事にネット上では苦言も見受けられますけど、やっぱりこれがないとなーと私は思うのですよ。
ネタ自体はおなじみのさっちゃんネタ。
まあM-1決勝に完全な新ネタってわけにはいかないでしょうし、好きなコンビだと仕方ないことでしょう。
面白かったですし。


笑い飯
正直今回1番の嬉しい誤算。
去年は個人的にいまいちかなーと思ったんですけど、今年は心から面白いと思いました。
どんどん加速していくWボケがツボに。
ただ、加速を強調するためか序盤があまりに遅すぎる気がしなくもないですね。
象の鼻が静岡まで届いてるとか。


フットボールアワー
個人的にはどうもフットは合わないなーと思ってたんですけど、やっぱりそんな感じで。
面白い面白くないで言ったら面白いんですけど、なんかこう。
ただ、周囲はどっかんどっかん沸いてて、その辺はさすがだなーと思いました。


アメリカザリガニ
スピードワゴンと並んで決勝8組の中では好きなコンビ。
ただ、今回のネタはまとまってるとは思うんですけど、いまいちパンチに欠けるというか。
ちょっと残念。


りあるキッズ
初見だったので期待していたんですけど、期待以上に面白かったです。
しかも可愛い。
後半がちょっと萎んだのは確かに感じましたけどこれからが楽しみですね。


アンタッチャブル
アメザリが終わった後に敗者復活戦会場ではスタッフさんが現れて
アンタッチャブルのネタの前にカメラが1度こちらにくるのでシュプレヒコールお願いしまーす」
ざわつく会場。
「じゃあ1度練習してみましょう。まず手拍子から」
手を叩きはじめるスタッフさんと、それに続く会場。
この手拍子にどうやってアンタッチャブルって重ねるのかと思っているとスタッフさんが
「あーんたっちゃぶる、あーんたっちゃぶる」
会場苦笑。
アンタッチャブルって微妙に長いから難しいんですよ。
結果はまあ中継を見ていた方は判ると思いますけどあんな感じに。
それについて実際アンタッチャブル自身がネタ冒頭で
「会場の方でもコールしていただいて。ただ、アンタッチャブルって長いから呼びにくそうでしたけどね」
と拾ってくれたので敗者復活戦会場は大ウケ。
ネタ本体は基本的に敗者復活戦のネタをそのまま。
まあ細部は若干変わっていますが。
正直このネタだって分かった瞬間、ちょっとかぶってるからだいじょうぶかなーと思ったんですけど杞憂でしたね。
最終決勝進出が決まった瞬間、敗者復活戦会場は大変なことに。


最終決勝に関しては個人的にはアンタッチャブル笑い飯フットボールアワーかな。