今週行ったあれやこれ
「Rivendell live fearturing 吉良知彦」と「Lunatique Romantique」に行ってみたり。
- Rivendell live fearturing 吉良知彦
待望のホールコンサート。
ライブバーなんて洒落たところには行けない身にはホント待望のですよ。
ゲストはZABADAKの吉良知彦さんと、KBBの壷井彰久さんなのも、もうぶっちゃけありえないくらい素敵過ぎ。
会場はティアラこうとうの小ホール(定員130名)で落ち着いた感じが素敵なとこでした。
というかああいった感じのとこでまったり音楽聴いたの久しぶりかも。
前半は主にRivendell*1によるアイルランド音楽やオリジナル曲。
ボタンアコーディオンを使ったアップテンポの曲もあったけれど、基本的にしっとり系メイン。
癒されるーとかそんな感じでまったり耳を傾ける至福。
後半は2人のゲストを迎えてZABADAKの曲メイン。
予想していたより知っていた曲が多かったかな。
男性ヴォーカルバージョンの遠い音楽やPsi-trailingも良いなぁとか。
もちろん上野洋子さんは1番好きな歌い手さんの1人なので女性版も良いんですけど。
後半はジグとかリールとかもあって結構とばし気味。
なんかものすごいスピードになってたりも。
MCパートはこれまた思っていたより明るい感じ。
というか壷井さんが絡むとたいてい笑い話になるような気が。
開演前のアナウンスもどこかで聴き覚えのある声な気が、とか思っていたら随分と茶目っ気のある内容だし。
そんな風に茶目っ気も出しつつ演奏は演奏でメロディアスな壷井さんが堪能できてほくほく。
告知パートでは告知すればするほどどんどん哀しくなっていくのがなんともはや。
壷井さんの潤いのためにコンサート後にKBBの2nd買ってきたよ。
- Lunatique Romantique
外苑前の月見ル君想フで行われた『月』をテーマにしたライブ。
みとせのりこさんが出演するという事で行ってみたり。
4組出演でみとせさん以外知らない人ばかりだったのでちょっと迷いはしたのだけど、テーマがテーマだから曲調的にも好きな感じ多いかなーとか思って。
あとはまあインストアライブのときに手売りしてたおかげも。
店は照明も抑え目で良い雰囲気のお店だったのだけど、いかんせん良い雰囲気過ぎて僕にはいささか荷が勝ちすぎるかなとか。
かなり早い段階で入店して席は自由に選べたのだけど、ものすごい勢いで隅っこに逃げてみたり。
飲み物は当然オレンジジュースなのですね。
1組目はJunko。
キーボードとヴォーカルの小編成でカバー曲オンリー。
歌声は中低音でソウルフルな感じ。
山根麻衣さんとか彷彿とさせるような。
2組目はぼるん。
打って変わって賑やかな編成で、曲も爽やか風味というか。
3組目はボジョレ。
これはまたソウルフリャかつしっとりな歌声でツボやわーと。
良い意味で聴いていて意識がほわーっとしてくるというか。
4組目がみとせのりこ。
ヨルオトからは早春賦、オクターヴ・ワルツ、蝉時雨、NAMARIE。
他に洋楽系のカバーを数曲とおまけで朧月夜。
キーボードで多田遠那さんが参加している事と、『月』というテーマからもしかしたらやってくれるかなーと期待していたので、オクターブ・ワルツが聴けたのが収穫だったり。
高速変態ワルツ万歳。
キーボードはもとより、フルートやギターがまた奇怪で素晴らしいなぁと。
あとインストアは2回目にしか行けなかったので朧月夜が聴けたのも嬉しかったり。
他の曲もインストアライブやCDとは異なる楽器構成でこれはまたこれで。
特に芸名:笛吹き野郎さんのフルートが染みるなぁと。
フルートという楽器は、月の持つ繊細な美しさと隠された凶性を表現するのに最適な楽器の1つなんではないかと思ったり。
そんなこんなで楽しくはあったのだけど。
4組全部を眺めてみると、あんまり月ってイメージがしないような気もしてみたり。
まあ結局のところは良い音楽が聴けたのでから何の問題もないのだけど。
*1:2曲だけ壷井さんも参加