ひかりのまち―nerim’s note (電撃文庫)作者: 長谷川昌史,Nino出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (65件) を見る

くわー。
金賞受賞作。
読み終わった時の気持ちを一言で表すならまさにくわー。
前半はこの雰囲気はめっさ好みやわーと思ったんですが。
1ヶ月近く夜が続く日黒期というのがこうツボにはまったというか、むしろ暗いからこそ脳内に再現される風景の鮮やかな事。
こりゃもうこの設定1つで勝ち組やなーと。
ところが途中から、ん、んん? んんん? と思い始め後半はなんというかかんというか。
ここまで1本の話で印象が変わるのも珍しいなぁと。
『本当のこと』を知ったら絶望すると幽霊さんは言ったわけで、なんかこうまさにその通りかと。