青いバラ関係の感想を色々見て回ったりすると

やっぱり遺伝子をどうこうすることに抵抗ある人は多いなぁと。
個人的には人間の行為が自然の摂理から逸脱しているという考え方は嫌いなんですよ。
それは少し傲慢過ぎるというか、人間だって自然の1部なんだから
その人間がすることはどうやったって自然の摂理の中のことだと。
ぶっちゃけた話、人間のせいで多くの動植物が絶滅していて
これは自然の摂理に反している! という意見も大嫌い。
人間如きに絶滅させられるような脆弱な種の事など気にするなと。
むしろ自然淘汰のお手伝いでビバ青春! くらいの勢いで。


一方で、「遺伝子組み替えればなんでも出来るんだから、それで青いバラが出来ても騒ぐほどのことじゃない」系の意見を目にした時は感動したですね。
それはそれですげー極論だなや。
なんかさー、学校のテストでいうとこの、真面目に勉強して問題を解くのが従来の掛け合わせによる品種改良で
遺伝子組み替えはカンニングみたいな扱い?
カンニングすれば高得点とれて当たり前ーみたいな。


青くないじゃん、という意見は、あー、まあ、うん、勝手にしろと。


つまるとこ何が言いたいかって、何ていうか切ないなぁと。
物理畑の人が「世界で初めてニュートリノを検出!」とかやると「なんかわからんけどスゲー」みたいに言われるのに
生物畑の人が「世界で初めて青いバラを作った!」とかやると「ズルじゃん」みたいに言われるのは切ねーのですよ。
もちろん他人がどう考えていようとその人の自由なわけで、単純に僕の好みの話ですが。