アクエリアンエイジ ユーザーカンファレンス

新春BCC内でやっていたので一応覗いてみたり。
ランブル終わりで行ったので中井まれかつ氏が Saga3 BOX のファンディスクの説明をしているあたりで途中入場。
参加者はまあ20人ほどで、写真撮影可、本人のブログだの日記だので書くの自由、ただし某所に直接書くのはやめてねというお願いがブロッコリー代表取締役会長木谷高明氏より。
最後のお願いに関してはあくまでお願いなので強制力はないのだけれど、まあ守っても自分にデメリットのないお願いはなるべく聞くようにしているのでその方向で。
まあ誰が書いたかわかる日記とかなら、あまりにも曲解しすぎなら訂正を求める事ができるけど、匿名だとそうもいかないから仕方ないかなぁとも思う。
ということで以下の内容には聞き間違いや曲解の類が大量に混入している恐れがあります。
指摘していただければ極力迅速に対処しますし、ここから先を読む方もその可能性を承知した上でお読みください。
というあたり注意事項終わり。


話を戻して、カンファレンス前半は主にゲームデザイナー中井まれかつ氏より今年一年のアクエリ商品展開のお話。
すでに発売が近づいている BOX 2種と「恋人たちの協奏曲プレリリースパック」に関しては、恋人に七瀬葵氏の箔押しサインカードが100枚限定で封入されているそうで。
あとは SagaII BOX のプラチナパックの中身がまあわかりやすく高額だなぁとか。
SagaII +蛇+射手だということを考えるとそれくらいはしないとどうしようもないとは思うのだけれど、さすがに露骨過ぎて個人的にはあまり好印象は持てないかも。


その後に関しては
4月にカード種類数213種(SP24種含む)の通常エキスパンション「悪魔の契約」とその構築済み(赤と緑)が発売予定。
6月にカード種類数54種(SP18種含む)のバーニアエキスパンション「恋人たちの協奏曲」が発売予定。
8月にカード種類数未定の通常エキスパンション「女教皇の瞳プレリリースパック」が発売予定。
10月にカード種類数未定の通常エキスパンション「女教皇の瞳」が発売予定。
同じく10月にカード種類数未定のバーニアエキスパンション第2段のプレリリースパックが発売予定。
そして12月にカード種類数未定のバーニアエキスパンション第2段が発売予定。
というのが今年1年のメインの流れ。


ちょい前の木谷会長講演会にゲストで来たまれかつさんが仰っていたピンクが恋人、黒が悪魔ということだったわけで。
個々の内容に関しては、悪魔の契約では何らかの代償を必要とするカードが入るかもとのこと。
あとはエキスパンションコンバートで落ちるネームの中からの再録はそれなりにある模様。
で、構築済みはそれぞれ再録ネームがメインキャラだというようなことを聞いたような気が。


恋人に関してはプレイヤーとキャラクターの関係に焦点を当てる方向ということで例としてバインドなんかが挙げられていたりも。


教皇やバーニア第2段に関してはさすがにまだ具体的な言及はなし。
ただ、全体としてイラストレーター関係に改めて力を入れていきたいので、希望があったら早めに言っておくといい、かも?
エキスパンション発売の流れとしては今までのペースが少し早すぎるという意見があったので、1年通して通常エキスパンションは2つという方向でいくらしいとか。
ただし半年ごとだと環境が固まってしまうことと、あとこれは販売店側の話ではあるけれどあまり間があると売り場確保の点で厳しいので通常エキスパンションの間を埋める形で小型のバーニアエキスパンションを出すという事らしい。



続いて主に木谷会長よりイベントスケジュールの説明。
すでに告知済みの通り、さすがにチャンピオンカーニバルの権利がかかった大会が増えすぎた(中にはかなりとんがった形式のものまで)ので今年はグランプリ、サバイバル、ブロックの3種に。
ただしブロックに関しては各地区のチャンピオンがチャンピオンでいいじゃないということで各地区の優勝者全てにカーニバルの権利を。
この辺は特に地方の人を意識した措置ということで。
いくら交通費が出るとしても時間的な負担はどうしようもないし。
でまあ、それらの大会の間をコロシアムが埋めるというのが今年の予定らしいのだけど、まだ告知はされていないものの Saga1 コロシアムも微妙に検討中とのこと。


そして個人的にはイベント関係でもっと重要な話として、ゲーマーズ池袋店がなくなる関係で池袋サンシャインでのイベントは原則なくなるそうですよ。
これからは舞台を秋葉原に移して毎月開催していく方向だそうなのだけど。
次の舞台を秋葉原にしたのは別に萌えがどうこうの話ではなくて、単純にデュエルスペースのあるお店が多いからということで。
とりあえず10個弱のお店で合計200席くらいあるとして、メインの会場(名前失念)で仮に300席用意すれば合計500席も、ということで各店との連動したイベントなどもできればと。
ちなみに2000年ごろ1度ピークを迎え、その後減少傾向にあったお店の数はここ1、2年横ばいになっていて、むしろこれからは増えていくのではないかというのが会長談。
景気の回復傾向&多感な10代でTCGに触れ20代で店長にとかいう人が結構多く、ましてそこの副店長とかが独立すればあっという間に増えていくよという話。
それと物理的に無理っぽい新宿店とかは別として、ゲーマーズにも極力デュエルスペースを設けていく方向で。
特に神奈川は手薄なので横浜店に関してはゲーマーズ横浜店別館を作るくらいのことは考えている。
あとは、TCGはITと親和性が高いというのもTCGがこれからいける理由のひとつだとか。
新しいカードが入ってきた時はもちろん、そのエキスパンションの発売時期以外にもメタが回り続けることによって常に新しい情報を発信できる。
この辺はコンシューマのパッケージゲームなどにはなかなか真似できないTCGやネットゲームの強み。
だからD0関係で各地のお店を回る時も会長はサイト持ちのお店を優先的に回るとか。
この辺からアクエリ云々よりD0やTCG全体の話になっていって、講演会でも聞いた学校例えと話とか。


最後に質問タイム。

  • 今後キャラの男女比率はどうなるか

基本的に現状のまま、男の方が少ない状態が続く予定。
オリオンの5人は復活を望む声が多いので現在検討中。

  • 1本勝負はどうにかなりませんか

小人数の大会であればできなくもないが、現状では厳しい。
この辺は検討課題であり、例えば1回戦だけでも3本勝負にしてみるとか色々と試してデータを取っていきたい。

  • SagaI コロシアムよりアルティメットの方がいいような

(冗談めかして)カードが膨大でジャッジの負担が大きすぎるのではないか(会場失笑)。
実際の所、時間制限のある大会でお互いに知らないカードが多すぎると進行に支障をきたすのではないか。

  • D0は競技志向が強いがアクエリはどうなのか

原則としてカジュアル志向になると思うが、現段階では(D0も含み)そこまで強いキャラ付けはまだ早い。

  • 以前出ていた小説や画集など、関連書籍などはださないのか

以前出ていて現在出ていないというあたりからお察しください。
ヒントは費用対効果。
ただし企業側ももう売れないものと決め付けている部分もなくはないので再検討の余地はあるかもしれない。
ちなみにまれかつさんとしては、出していいと言われれば喜んで出す方向とのこと。

  • プレイヤーが減っている現状、サバイバルトーナメントで5人集めるのは厳しいのでは

一応3人にする方向も改めて検討してはみる。
とはいえすでに5人で告知してある以上すでに5人の方向で動いているチームもあるだろうし変更はむずかしい。
万が一変更がある場合かなり早い段階で告知が必要。

  • プレリリースパックが大会で使用可能になるのは本製品版発売後なのか

基本的にプレリリースパックが発売された段階で使用可能。

  • エキスパンションコンバートでのえるパックはどうなるのか

プロモ関係は現在洗い出している途中。


まあ概ねこんなところで、続いてジャッジミーティングへと移行することになったので一般人な僕はリムーブ。
個人的の今回聞いてみたかったのは恋人の商品構成なのだけれど結局聞かずじまいで。
SPを抜いて考えると本製品版36種でプレリリースが18種というのはどうなのと思わないでもない。
プレリリースってことはこの18種は本製品版にも収録されると思うのだけど半分もプレリリースで出しちゃうのはどうかなぁとか。
本製品版ではプレリリース収録の18種が無駄カードになるのを覚悟してプレリリース買い漁るか、数ヶ月カードプールが貧弱になるのを覚悟して本製品版を待つのかという話にならないかしら。
しかもプレリリースは5枚500円とかなりあれなカード単価なわけだし。
個人的には半分見せるならいっそ18種ごとの2つに完全に分けてくれた方が良かったかなと。