むかーしむかしの、ことじゃった

まだ「時は世紀末(以下略)」とか言われとった頃の話じゃ。
富士見ファンタジア文庫に封神娘娘追宝禄という作品があってのぉ。
新刊で『刃を砕く復讐者(上)』という本が発売されたのじゃ。
(上)とあるだけあって、ファンは皆(下)と書かれた本の発売を待ちわびたんじゃよ。

あれから何年、経ったでしょうか。
忙しさに追いたてられて、いつのまにか過ぎていく日々(まるしーしゅうさえこさん)
などと歌い出したくなるくらい長い長い時間。
作者死亡説に躍らされたこともあった。
もう新刊は出ないんじゃないかと思ったことは1度や2度じゃない。
それでも、待ってみるもんじゃなぁ。
この調子でデストロイの季節も訪れてはくれんものかのぉ。
そんなことを思う日々。
何はともあれ、おかえりなさいろくごまるにセンセ!