やりにげコージー

東野さんの一言から始まった芸能界水泳大会。
かつては宝塚のスポーツ兄弟として関西にその名を轟かせた暫定王者東野幸治打倒の為に集まったのは芸能界の水泳自慢達。
挑戦者はアンガールズやアップダウン、ガリットチュウや増谷キートンさんなどの若手をメインに
やりにげファミリーとも言える千原兄やリットン調査団、伝説の芸人ほっしゃん。さんとほんこんさんを加え、そして最後の1人は大御所西川のりお師匠というなんとも混沌した情勢。
まずは実際に東野さんと対決する3人を決めるために4人ずつ3組に分かれての予選。
第1組は自由形なのに何故か4人中3人が平泳ぎという微妙なチョイスをする中、ただ1人クロールを選択したアップダウン竹森さんが勝利。
第2組は知名度は比較的低めながらも増谷キートンさんが圧倒的な力を見せつけて勝利。
そして問題の第3組。
1組2組が比較的独走モードだったのに対し予選第3組はほっしゃんさん。とのりお師匠のデッドヒートっぷりが手に汗握る展開でした。
結果はわずかな差でのりお師匠が勝利。
ほっしゃん。さんは飛び込みがワンテンポ遅れたのと、ターン時に足が空を蹴ったのが致命傷になったかなー。
ただまあのりお師匠が尻を出すまで追い詰めたほっしゃん。さんに惜しみない拍手を。


そしてついに決勝。
張り詰める空気の中、ちょっと気持ちが先走りすぎたのかいきなりフライングする東野さん。
これにより暫定王者が失格になるという波瀾の展開に。
そんな中立ち上がったのは打倒東野を掲げて集った挑戦者達だったのですよ。
相手の失格による不戦勝だって勝ちは勝ち。
そう考えることだってできるはずなのに、それでもなお彼らは直接対決しての決着を望んだのですよ。
なんて気高き魂。
あの瞬間、確かにアテネを越えていたんだよ。ある意味で。
全ての出場者に幸あれ!
アウグーリ!